ジョブフローから実行する(Datahub Jobflow Connector)
Datahub Jobflow Connectorでは、Datahubジョブフローの実行結果を入力データとしてファンクションに送信します。

設定手順
次の手順でDatahub Jobflow Connectorを設定します。
初期設定
- [Datahub]>[ジョブフロー]>[作成]を選択し、ジョブフロー作成画面を表示します。
- [ジョブの追加]>[データテーブルへインポート/クエリ実行結果のエクスポート]>[接続先の作成・管理]を選択します。
- [作成]>[Craft]を選択し、[保存]を選択します。
- [接続先名]は任意で変更可能です。
ジョブフロー作成時の設定
- function 名:実行したいイベント駆動タイプのファンクション名
- 行ごとに queue を publish する :ジョブフローの実行結果をファンクションに送る際、1行ずつ送信する場合はチェックを入れます。実行結果をまとめて送信する場合はチェックを外します。

Craft Functionsが受け取るデータ
data のフォーマットは イベント駆動タイプのファンクションが受け取るデータ をご確認ください。
kindは"karte/jobflow"が入ります。jsonPayloadのフォーマットは次の通りです。
jsonPayload: { data: { task_id: "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx", event_type: 'DATA', value?: 下記参照 } name: "jobflow-name"}| Key | 説明 |
|---|---|
jsonPayload.name | 実行されたジョブフローの名前が入ります。 |
jsonPayload.data.task_id | ジョブフローのジョブを一意に表す ID です。ジョブフロー側で定期実行などを設定していた場合、各実行で変わります。 |
jsonPayload.data.event_type | 固定文字列DATA |
jsonPayload.data.value | ジョブフローで実行されたDatahubクエリの結果が入ります。 |
行ごとにqueueをpublishするオプションについて
設定値によってjsonPayload.data.valueの内容が変わります。
- 行ごとに queue を publish する: 有効 の場合
DATAメッセージはジョブフローのクエリ結果の行数文だけ発行されます。jsonPayload.data.valueはVal1,Val2,Val3のようにカンマ区切りの値が入ります。- 発行された
DATAメッセージはCraft側で 順不同 に処理されるので注意してください。
- 行ごとに queue を publish する: 無効 の場合
DATAメッセージは1度だけ発行されます。 jsonPayload.data.valueはheader1,header2,header3\nval1,val2,val3\nval4,val5,val6のようにCSVデータのヘッダーを含む全ての行が文字列として入ります。
Hook v2 との違い
Hook v2でトリガーとして利用できるDatahub Jobflowとの違いは、ジョブフローの実行結果を Craft Functions に渡せるかどうか です。
- Hook v2トリガーは、 ジョブフローの設定情報のみ をファンクションに送ります。
- Datahub Jobflow Connectorは、 個々のジョブフローの実行結果(クエリの実行結果) をファンクションに送ります。