About KARTE Craft
KARTE Craftは、KARTEの標準機能の枠を超えた独自ロジックやWebサイト、外部サービスとのリアルタイム連携などを、サーバー運用なしで構築できるアプリケーション開発基盤(PaaS)です。KARTEプロダクト群において、柔軟な開発を可能にする拡張基盤の役割を担います。
Craftは、KARTEで蓄積されるカスタマーデータやイベントを土台に、Craft Functions・Sites・Cross CMS・AIなどのサービスが連携して動く拡張レイヤーとして位置づけられます。


- サーバーレスでインフラ管理は不要
- サーバー構築・運用やSSLの管理なしに、コードと設定に集中できます
- KARTE の顧客データを拡張可能
- イベントや接客をトリガーに処理を走らせ、標準接客だけでなく自前のWeb・API・CMS・AIまで一体で設計できます
- Craft 群でフロントからバックエンドまで構築可能
- Craft Functions を中心に、Sites・Cross CMS・AI・データストアが連携します
- AI による開発支援
- Craft Functions Copilot がコード作成を、Craft Sites Copilot がサイト制作を支援します
Craft群は必要なサービスだけを単体で使うことも、組み合わせて使うこともできます。
サービス単体で使う
Section titled “サービス単体で使う”- Craft Functions で、外部API連携やスケジュール実行を実装する
- Craft Sites で、Webサイトを公開する
- Craft Cross CMS で、コンテンツを管理し外部サイトへ配信する
- Craft AI で、LLMによる推論・検索・テキスト生成を実装する
複数のサービスを組み合わせる
Section titled “複数のサービスを組み合わせる”たとえば、次のような仕組みを作ることができます。
- ユーザーがCraft Sites上のサイトを訪問・操作する
- Craft Sitesから HTTP タイプの Craft Functions をバックエンドとして呼び出し、Craft KVS や Craft Document DB でデータを読み書きする
- あわせてKARTEが行動を捉え、接客やHookが イベント駆動タイプの Craft Functions を起動する
- Craft Functionsが外部APIと連携したり、Craft AI で推論や検索拡張生成したり、Craft Cross CMS のコンテンツを参照してサイトや接客に届ける
Craft 群と役割
Section titled “Craft 群と役割”| サービス | 役割 |
|---|---|
| Craft Functions | KARTE のイベントや外部連携に応じて動く、ロジックの実行基盤(Craft の中心) |
| Craft Sites | Web サイトや Web アプリケーションのホスティング |
| Craft Cross CMS | コンテンツの入稿・管理、サイトや施策への連携 |
| Craft AI | AI アプリケーション構築の基盤(AI Modules・Vector Search・RAG) |
| Craft KVS / Craft Counter / Craft Document DB | セッション情報やカウント値などの状態管理 |
| Craft Secret Manager | API キーなど機密情報の安全な管理 |
| Craft Copilot | Functions・Sites などの実装を AI が支援 |
主要なサービスの概要を説明します。詳細は各セクションのドキュメントを参照してください。
Craft Functions
Section titled “Craft Functions”Craft Functions は、KARTE上のイベントやスケジュール、外部からのHTTPリクエストをきっかけに、サーバーレスなバックエンドプログラムを実行する機能です。Craftの中心となる実行基盤です。
仕組みや利用できるトリガー、具体的な使い方は Craft Functionsとは を参照してください。はじめての方は クイックスタート(イベント駆動タイプ) から始めてください。
Craft Sites
Section titled “Craft Sites”Craft Sites はマネージドなWebサイトホスティング機能です。SSL証明書の取得・更新やサーバーの設定・管理などの作業なしに、あらゆるファイルをホストできます。
Craft Sitesは次の機能を備えています。
- SSL証明書、サーバー設定等のインフラ作業不要なWebサイトホスティング
- 認証機能付きWebサイトのホスティング(サイトの認証)
- 複数の異なるドメインを持つWebサイトを1つのドメインでホスティング(サイトの集約)
- AIを搭載したエディターによるコンテンツ作成支援(Craft Sites Copilot)
詳細は Craft Sitesとは を参照してください。サイトの作成・設定は サイトを作成・設定・削除する、コンテンツ操作は サイトのコンテンツを操作する で説明します。
Craft Cross CMS
Section titled “Craft Cross CMS”Craft Cross CMS は、Web・アプリケーション・メール・LINEなど複数チャネル向けのコンテンツを管理するヘッドレスCMSです。KARTEのカスタマーデータと連携し、コンテンツをサイトや接客施策に届けられます。
詳細は Craft Cross CMSとは を参照してください。
Craft AI
Section titled “Craft AI”Craft AI は、KARTE Craft上でAIを活用したアプリケーションを構築するためのサービス群です。Craft Functions から呼び出して利用し、LLMによる推論・生成からベクトル検索、検索拡張生成(RAG)までをカバーします。KARTEのAI体験基盤(AIX)を支える開発基盤として、個別のサービスを組み合わせて利用できます。
Craft AI Modules
Section titled “Craft AI Modules”Craft AI Modules は、Craft Functionsから各種AIモデルを利用するための機能です。モデルの契約や運用をプレイドが担うため、APIクライアント経由で推論・テキスト生成・埋め込み(Embedding)などを手軽に利用できます。
詳細は Craft AI Modules を利用する を参照してください。
Craft Vector Search
Section titled “Craft Vector Search”Craft Vector Search は、テキストや画像などをベクトル化して保存・検索するためのベクトルデータベースです。インデックスの作成とCraft Functionsの vectorSearch モジュールによる更新・検索で、文脈を捉えた類似検索を実装できます。
詳細は Craft Vector Search を利用する を参照してください。
Craft RAG
Section titled “Craft RAG”Craft RAG は、Craft Sites 上のファイル(PDF・HTMLなど)をコーパスとして取り込み、Craft Functionsからベクトル検索や回答生成(Retrieval-Augmented Generation)に利用する機能です。ベクトルDBの構築や埋め込み処理を自前で実装せずに、ファイルの配置とAPI呼び出しでRAGを構築できます。
詳細は Craft RAG を利用する を参照してください。
Craft Copilot
Section titled “Craft Copilot”Craft Copilot は、AIによるプロダクト活用支援機能です。KARTE Craftの使い方や機能開発について質問すると、その回答やコードの改善提案がリアルタイムで行われます。
Craft Functions Copilot
Section titled “Craft Functions Copilot”Craft Functionsのプログラム作成をAIで支援する機能です。詳細は Craft Functions Copilot を利用する を参照してください。
Craft Sites Copilot
Section titled “Craft Sites Copilot”Craft Sitesを使ったWebサイト作成をAIで支援する機能です。詳細は Craft Sites Copilot を利用する を参照してください。