サイトにCORSを設定する
サイトごとにCORS(Cross-Origin Resource Sharing)を設定できます。CORSを設定することで、他のサイトからのリクエストを許可できます。
CORSに関する詳しい説明はMDNのページを参照してください。
設定画面
サイト一覧→CORS設定からCORSの設定ページにアクセスできます。
設定方法
- Max Age Seconds: ブラウザがCORS設定をキャッシュする時間(秒数)を指定します。
- Methods: 許可するHTTPメソッド(GET、POSTなど)を選択します。
- Origins: アクセスを許可するオリジン(ウェブサイトのURL)を入力します。ワイルドカード(*)も使用可能です。
- Response Headers: 許可するレスポンスヘッダーを指定します。
設定ごとのグループ
設定のグループは複数設定可能です。 この場合、設定はOR条件(どれか1つでもマッチすれば許可)で判定されます。
具体例として次のような設定があるとします。
- グループ1: Originが
https://example.com
、MethodsがGET
のみ - グループ2: Originが
https://example.net
、MethodsがPOST
のみ
この場合、https://example.com
からのGETリクエストとhttps://example.net
からのPOSTリクエストが許可されます。
https://example.com
からのPOSTリクエストやhttps://example.net
からのGETリクエストは許可されません。